医学用語辞典 〜脳神経外科用語辞典〜

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脳動静脈奇形・脳静脈洞血栓症・一過性脳虚血発作など

脳動静脈奇形

脳動静脈奇形は、脳の一部で、毛細血管を通さずに、動脈から直接静脈に血液が流れ込んでしまい、脳が酸素不足になるものである。

原因
Cause
原因は先天性の血管異常である。静脈が破裂することで脳の酸素が不足する。
症状
Symptoms
頭痛、てんかん、発作、脳内出血、嘔吐、意識障害、片麻痺、失語症、けいれん
治療
Treatment
薬剤治療、放射線治療、手術を行う。

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脳静脈洞血栓症

脳静脈洞血栓症は、脳静脈洞に血栓ができ、頭蓋内圧力が高くなるものである。

原因
Cause
中耳炎や、頭部炎症等による血液の感染(脳静脈感染症)が原因となる場合と、原因不明の場合がある。
症状
Symptoms
頭痛、発熱、吐き気、嘔吐、意識障害、手足麻痺、けいれん
治療
Treatment
血液抗凝固剤、抗生物質投与や、抗浮腫剤、手術を行う。

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一過性脳虚血発作

一過性脳虚血性発作は、脳へ向かう血流が一時的に止まるものである。

原因
Cause
原因は、頭蓋の動脈が動脈硬化で狭くなって血流が悪くなるものと、頭蓋内血栓が脳末梢神経を詰まらせるものがある。
症状
Symptoms
手足のしびれ、麻痺、言語障害、視力障害

この症状が24時間以内になくなる。24時間から数週間続くものは、可塑性虚血性神経脱落症状と呼ぶ。いずれも脳梗塞の前触れが多いので注意が必要である。
治療
Treatment
血栓予防の薬剤投与と手術がある。

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もやもや病

もやもや病は、脳底部の動脈が詰まったり細くなったりして、周りの血管に血液が流れてしまうものである。

原因
Cause
原因は不明である。もやもやとした血管網が脳写真に出ることから名前がついた。
症状
Symptoms
若年型(5歳前後で発症)
・手足の脱力感、言語障害、けいれん、意識障害

成人型(30代で発症)
・頭痛。嘔吐、意識障害
治療
Treatment
症状により、抗けいれん剤等を使うが、特効薬や根治の治療はない。

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水頭症

水頭症は、脳髄膜液が吸収・流動障害により、頭蓋に多量にたまるものである。

原因
Cause
先天性水頭症・・・脳の先天性形成異常が原因である。
後天性水頭症・・・
(若年者水頭症)炎症、腫瘍等による中脳水道閉塞が原因である。
(正常圧水頭症)くも膜下出血後起こる。
症状
Symptoms
先天性・・・頭蓋骨拡張、まぶたが上がる、知能・運動の遅れ
後天性・・・頭囲大、頭痛、嘔吐、視力障害、痴呆、歩行障害、失禁
治療
Treatment
頭蓋内の脳髄膜液を心房、腹部に戻す手術をする。

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