脳腫瘍・脳膿瘍・脊髄腫瘍・脊髄血管腫
脳腫瘍
脳腫瘍は、頭蓋内に発生する腫瘍のことである。脳周囲組織の腫瘍は良性が多く、脳自体から発生するものは、ほとんどが悪性の神経膠腫(グリオーマ)である。この悪性腫瘍は急激に増殖し、他組織へ転移しやすい、治療困難なものである。
| 原因 Cause |
原因は不明である。脳自体に発症するものが3割を超え、他に脳神経や脳下垂体、脳血管、髄膜等に発症し、40以上の種類がある。頭蓋内で発生するものと、他臓器からの転移のものとがある。 |
|---|---|
| 症状 Symptoms |
・(亢進症状)・・・頭痛、嘔吐、けいれん発作 ・(局所症状)・・・知覚障害、知覚麻痺、言語障害、運動障害、運動麻痺、内分泌障害、顔麻痺、視力障害、聴力障害、てんかん、けいれん発作、平衡感覚障害 |
| 治療 Treatment |
摘出手術をし、悪性の場合は、抗がん剤、放射線治療等、化学療法を行う。 |
脳膿瘍
脳膿瘍は、細菌感染によって、脳の中に膿ができるものである。
| 原因 Cause |
気管支、目、鼻の感染症の原因の細菌が脳に侵入するのが原因である。原因不明の場合もある。 |
|---|---|
| 症状 Symptoms |
疲労感・貧血・頭痛・嘔吐・片麻痺・言語障害・けいれん 麻痺の後遺症が残る場合、生命に危険のある場合もある。 |
| 治療 Treatment |
抗生物質の投与、手術をする。 |
脊髄腫瘍
脊髄腫瘍は、神経伝達経路である脊髄や、神経、髄膜、脊椎等に、がんが発生するものである。良性と悪性があり、成人は神経鞘腫、髄膜腫が多い。
| 症状 Symptoms |
四肢のしびれ、痛み ・進行・・・運動麻痺、排尿排便困難 |
|---|---|
| 治療 Treatment |
摘出手術、化学療法、放射線療法を実施する。 |
脊髄血管腫
脊髄血管腫は、脊髄の血管に障害が起こるものである。
| 原因 Cause |
脊髄の出血や循環不全によって起こる。若年層に多い。 |
|---|---|
| 症状 Symptoms |
背中、腰の痛み、筋力低下、麻痺、括約筋障害、知覚障害、脊髄より下部の全感覚に障害(末期) |
| 治療 Treatment |
カテーテル治療(塞栓術)、摘出手術を行う。 |

